【芯に当てられるか?】パターの基本-4

パッティングについて以下の順番で解説しております。

パッティングのポイント
1.読めるか?
2.向けるか?
3.ストロークできるか?
4.芯に当てられるか?
5.ふり幅は合っているか?
6.リズムはしっかりとれているか?

今回は4番目のポイント「芯に当てられるか?」について。パターにもボールにも「芯」が存在します。この項では、いかにこの2つの芯を意識してパッティングするかについてお話しします。

パッティングでの「2つの芯」とは?

ドライバーでもアイアンでも、今までに何度も取り上げている「ミート率」という言葉。みなさん覚えていらっしゃいますか?いかにクラブヘッドの芯を意識して、芯にボールを当てるかという言葉のことで、ヘッドが身体から離れれば離れるほど芯に当てる(ミートする)のは難しくなるということにも触れました。
今回はパッティングでの芯についてお話ししますが、他のクラブと同様に、パターヘッドにも芯があり、そこに当てるのがとても重要です。ただし、ドライバーやフェアウェイウッド、ロング・ミドルアイアンと違い、パターのシャフトは比較的短く身体に近いですし、振りかぶってスイングすることもありません。練習次第でパターヘッドの芯にボールを当てることはそこまで難しくないと思います。

ボールにも必ず芯が存在します

そんな中、パッティングではもう一つの芯が重要だということを合わせて理解してください。そのもう一つの芯とは「ボールの芯」のことです。
ボールにも芯があり、それを打ち抜くことで、ボールが理想的に転がってくれます。この転がりがあると、イメージしたラインにボールが乗り、しっかりと転がってカップに吸い込まれるのです。
この「ボールの芯」、多くの方が、ボールの表面にあるように思い込んでしまい、そこを「こする」ようなパッティングになりがちです。しかし、それでは表面をなでるだけで、ヘッドの軌道も手前からアッパーに動きすぎで、上手く転がらない、芝に負けてしまう弱いパッティングになってしまいます。ゴルフの「ボールの芯」はボールの中の中、真ん中に存在するとイメージしてください。

※ボールの中心にある真芯へ力を伝えるように打ちましょう

※いくら表面にある「真ん中」を打っても力はうまく伝わりません

このように、パッティングでもしっかり「ミートする」ことを心がけてください。

大堀貴子
名門東北福祉大学の体育会ゴルフ部に入学し、個人戦では2年生の時に関東女子学生ゴルフ選手権で優勝を果たし、4年生の時には副キャプテンとして団体戦で大学日本一を経験する。プロゴルファーを目指す一方、植村啓太氏に師事しゴルフスイングやレッスンを学び、2011年からK's Island Golf Academyの一員となる。現在もクォリファイに挑戦中であり、現役プレーヤーでもあるため、綺麗なスイング作りはもちろんのこと、実戦にも活かせる分かりやすいレッスンを目指す。
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