【読めるか?】パターの基本-1

今回、パッティングについて以下の順番でお話しします。この6項目をしっかり頭にいれて、身体で覚えることで、自信を持ってパッティング出来るようになります。一つ一つ流れでご覧ください。

パッティングのポイント
1.読めるか?
2.向けるか?
3.ストロークできるか?
4.芯に当てられるか?
5.ふり幅は合っているか?
6.リズムはしっかりとれているか?

では、これから一つ一つ説明しましょう。

ラインの読み方のポイントとは?

パターでは、距離感をつかみ、前後左右の傾斜を読み、その通りにパッティングすることが大切だと言われています。もちろんその通りなのですが、多くの人が「カップとボールの間」の前後だけでボールの行き先を考えてしまいがちです。ここではこの「ラインの読み」についてご説明します。

読み方の順番は「転がりスピード→曲がり具合」

まずはボールとカップの間だけでなく、グリーン全体に目を向けて、どれだけ登っているのか?どれだけくだっているのか?を調べます。同様に「早いのか」「遅いのか」がとても重要となりますが、傾斜以外の「芝の目」というのは相当経験を積まないとわからないものなので、今回は傾斜にのみ注目しましょう。そのうえで曲がり具合を考えてください。左に曲がるのか、右に曲がるのか、その曲がり具合がどのくらいなのかが次の段階です。

※一見平坦に見えても実はかなりデコボコなことがあります

スピードによってボールの曲がり方は変わります

傾斜を把握したうえで考えなければいけないのが、ボールというのは同じ傾斜でもスピードが速ければ曲がりづらいですし、スピードが遅ければ曲がりやすいということです。ボールがどのくらいのスピードで転がるのかがわからなければ、傾斜だけを読んでも、曲がり具合はわかりません。まず、カップまでの登り降りでボールのスピードがどのくらい出るのかを想像し、傾斜でどのくらい曲がるのかを考えましょう。

打った瞬間と、最後の転がりの時とで曲がりは大きく違います

左右の曲がり具合でもう一つ重要なポイントとして、ボールの出だしはスピードがあるので曲がりは少ないですが、最後に入っていくところではスピードが落ちるので大きく曲がることも頭に入れておきましょう。それを計算して打ち出す目標を決めるようにしてください。

※同じ傾斜でも最後のほうで大きく曲がります

いかがですか?「芝を読む」「グリーンを読む」と言っても、非常に難しいですよね。自宅での練習でも、たいてい平らの床での練習となりますからね。まずは理論として「読み方」を理解していただき、本物のグリーン上で経験を積んでください。

大堀貴子
名門東北福祉大学の体育会ゴルフ部に入学し、個人戦では2年生の時に関東女子学生ゴルフ選手権で優勝を果たし、4年生の時には副キャプテンとして団体戦で大学日本一を経験する。プロゴルファーを目指す一方、植村啓太氏に師事しゴルフスイングやレッスンを学び、2011年からK's Island Golf Academyの一員となる。現在もクォリファイに挑戦中であり、現役プレーヤーでもあるため、綺麗なスイング作りはもちろんのこと、実戦にも活かせる分かりやすいレッスンを目指す。
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