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金田久美子プロ特別インタビュー 第5弾 金田プロが練習中から心がけていることとは?

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ショットの練習は、1球1球コースの状況を想定して打つ

――アマチュアの中には、「練習しているのにスコアがよくならない」と嘆く人も少なからずいます。練習では、どんなことに気をつけると効果が上がりますか。

「ショットの練習ももちろん大事ですけど、スコアをよくしたいのなら、アプローチとかパターをたくさん練習するほうがいいと思います」

――プロは練習時間の大半を、ショートゲームの練習に費やしますからね。ただ、アマチュアには、プロのように恵まれた練習環境がないことも事実です。

「そうですね。どうしてもショットの練習が中心になってしまうのであれば、1球1球、コースの状況を想定して打つのがいいと思います。私も、ショット練習の時には、『あの辺にグリーンがあって、ピンが左にあって、その左にはバンカーがある』みたいに、すごく具体的にイメージを作って打つようにしています。真剣にイメージするほど、コースでのショットの予行練習みたいな感じになるので、実際にコースで打つ時にプレッシャーが少なくなるという効果もあるんです」

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「『こういうボールを打つ』と決めたら、そこからは迷わずに、ボールを打つという手順だけを淡々とこなす」

――メンタルの訓練にもなるというわけですね。

「そうなんです。できれば1球1球、コースでやるのと同じルーティン(ショット前の決まった手順)で打つのがいいと思います。例えば、グリーンの左右にハザードがあって、落としどころが狭いという場合、誰だってプレッシャーを感じてスムーズにスウィングすることが難しくなりますよね? でも、最初にいろいろな状況判断をして、『こういうボールを打つ』と決めたら、そこからは迷わずに、ボールを打つという手順だけを淡々とこなすと、あまりプレッシャーを感じないで打つことができるんですよ」

――ルーティンの効果ですね。

「私も、試合ではルーティンに入ったらなるべく『構えて、打つ』ことだけに集中するように心がけていますが、やっぱり練習の時から意識してやっておかないと、なかなか上手くいかないんです。アマチュアでも、上手い人ほど、そういうことをいつも意識して練習してますよね」

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金田久美子プロ
愛知県名古屋市出身。父の影響で3歳からゴルフを始める。「世界ジュニア選手権」10歳以下の部を8歳で制し、タイガー・ウッズに並ぶ記録を作った。その後も「世界ジュニア」での5回の優勝をはじめ、「日本ジュニア」、「中部女子アマチュア」などの数々のアマチュア大会で優勝をおさめる。2002年には、リゾートトラストレディスで12歳9ヶ月という最年少予選通過記録(当時)を樹立。2004年は「ゴルフ5レディス」で3位タイ、2006年には「ニチレイPGMレディス」で4位タイに入るなど、アマチュア時代からプロのトーナメントで活躍する。プロ転向3年目の2011年、第30回フジサンケイレディスクラシック最終日に前日の8位から5打差を逆転してツアー初優勝を果たす。
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