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アプローチショットの基本 | ラフからのショット

アプローチショットの場合、フェアウェイから打つよりラフや傾斜からのショットの割合が高くなります。今回は、ラフからのアプローチショットについて説明しましょう。

ラフの状態を見極めましょう

※深めのラフでフェースが立っているクラブを選ぶと芝の抵抗でうまくショットできません

ラフと言ってもいろいろな状況があります。夏のコースですと、ラフの芝も長くなっていますし、粘りが強いことがあります。逆に冬の場合はそこまで長くない場合が多いですし、芝も乾燥していて粘りも少ない場合が多いです。

ボールがラフに入ってしまったら、まずその付近で素振りをしてみてラフの状態を見極めることが重要です。クラブヘッドがしっかり入り込めるか、それとも抵抗が大きいのか?そこからクラブ選択に移ることが大切です。もし深くて抵抗が多いようであればできるだけロフトの大きいクラブを使ってしっかりボールを上げるようにする必要がありますし、芝も短く抵抗が少なければ、フェースの立ったクラブでも十分打てます。

ラフからのショットの特徴

ラフではどうしてもボールの手前に芝があるために、手前の芝がボールとクラブフェースの間に入ってしまい、直接ボールにクラブを当てるのが難しくなります。また芝の抵抗もあるので、ヘッドが減速してしまうことでボールが飛ばない上に高くあがらなくなります。

では、そういった状況ではどうすればよいでしょうか?まず基本的にはクラブを短めに持って、クラブのフェースを開いてスイングしましょう。また芝に負けないようにフルスイングし、とりあえずラフから出すことを最優先に考えましょう。この際「思いっきり打ちすぎて逆に飛びすぎてしまうのでは?」などと考える必要はありません。ヘッドを開いている上にクラブを短く持っており、おまけに芝でどうせ減速するのですから飛び過ぎなど気にせず、むしろ消極的に打ってまたラフからのショットになることだけは避けましょう。

ラフからのショットの注意点

ラフではフェースを開いてショットすることが重要です。その際にスタンスは目標にスクエアに構えてください。フェースを開いているので右に出てしまうと思い込んで、スタンスをオープンに(左向きに)構えてしまう人がいます。しかし、アプローチショットではボールが空中に飛んでいる時間が短いので、フェースの向きで飛ぶ方向が影響を受けることはほとんどありません。多少右向きのスピンが出ることはありますが、影響はほぼないと考えていいです。それよりもスイングの方向による影響の方が大きいので、しっかりとスクエアにスタンスをとってスイングしてください。

※フェースを開いているからといってオープンスタンスで帳尻を合わせるのではなく、スクエアで打ちましょう

ラフからのアプローチショットの練習方法

練習場でラフからのショットを練習するのは困難です。そんな中、練習場でできる練習として、一番低いゴムティーを使ったものをご紹介します。
先ほど解説した通りスクエアで構えてフェースを開き、クラブを短めに持った状態で低いゴムティーに乗ったボールを打ってみましょう。多少下をくぐる感覚ですが、それによってボールがどのくらい飛ぶのかも把握できますし、高さもわかります。バンカーショットの練習にもなるのですが、ピッチングウェッジやアプローチウェッジ、さらにはサンドウェッジといった様々なクラブを使って、それぞれの距離感を把握しましょう。

大堀貴子
名門東北福祉大学の体育会ゴルフ部に入学し、個人戦では2年生の時に関東女子学生ゴルフ選手権で優勝を果たし、4年生の時には副キャプテンとして団体戦で大学日本一を経験する。プロゴルファーを目指す一方、植村啓太氏に師事しゴルフスイングやレッスンを学び、2011年からK's Island Golf Academyの一員となる。現在もクォリファイに挑戦中であり、現役プレーヤーでもあるため、綺麗なスイング作りはもちろんのこと、実戦にも活かせる分かりやすいレッスンを目指す。
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