じゃらんゴルフ編集部
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パーシモンとは柿の木の英語表記ですが、主にドライバーなどのヘッド部分の素材として使用されてきた木材です。現在では多くのドライバーがチタン製などの金属製に取って変わられてきたため、見ることもなくなりました。他の木材と比較して、重硬で、仕上がりが良い、またボールに対する反発力が大きい事や打音が良い事が特徴的でありましたが、カーボンなど、軽量の金属が出てきたため、今ではほぼ使われなくなっています。
木目調が美しく、非常に硬い性質を持っており、そのことからボールに対する反発力が高く、クラブのヘッドにおいてはとても重宝された素材です。特に柿の木の根元付近のものが良質とされ、バランスが取りやすく、入手もしやすかった事で、アメリカでは最も主流のヘッド素材となりました。柿の木の硬さを上回る木は少ないとされており、アメリカでは採取場所によって名前がつけられています。
金属製のクラブが登場すると、パーシモンクラブが使用されるケースは徐々に少なくなりました。自然素材であるパーシモンは、密度が均一ではなく、耐久性も弱かったため、まっすぐ飛ばすことが非常に難しく、またよく故障をしていました。一方、金属製のクラブは密度は均一で耐久性にも優れ、また大量生産でコストも抑えられるため、現在では金属製のクラブが主流となっています。