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回転だけでは飛ばない!正しい捻転で飛距離を伸ばす

体を捻るような動きのことを「捻転」と呼びますが、この捻転こそがゴルフスイングの力の源です。ただ、この動きをうまくできていないアマチュアゴルファーがたくさんいます。

では、正しい捻転でパワーを生むにはどうすればいいのでしょうか?

そもそも回転と捻転の違いとは?

じゃらんゴルフにおいても「回転」という言葉をよく使いますが、では回転と捻転はどう違うのでしょうか?

例えばゴムの板のようなものを想像してみてください。

回転とは、それがドアのように向きを変えることを言います。対して捻転とは、上部だけが向きを変えて、下部は元も向きを保つことを言います。

ゴルフスイングにおいても同じで、回転とは体全体が向きを変えてしまうことで、これではうまく力が蓄えられません。

捻転を行うには、どこかが止まって、どこかが動く必要があります。スイングでいえば、ヒザから下を動かさず、上半身が向きを変えることを捻転と呼んでいます。

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つまり重要なのは、①上半身がうまく回っていることと、②下半身がしっかりと固定されているという二つの点です。

下半身を固定するには、股関節を”入れる”姿勢が大切

下半身を固定しつつ上半身を180度回転させるには、当然その間にあるどこかがクルッと回転する必要があります。それが、股関節です。

アドレスに入る際、股関節から肩までを一枚の板と考えて、その板を少し前傾させるという意識を持ちましょう。そして、その板を回転させるというイメージを持ちつつ、その下は動かさないという意識を持てば、自然と捻転ができるようになります。

6-3 もし股関節がうまく入っていないと、ヒザが上半身につられて動いてしまったり、逆に上半身も全く動かなくなってしまいます。こうなるとパワーは生まれません。体を捻ってパワーを出すには、股関節の可動域を最大限に利用できる姿勢をつくることが大切だと心得ましょう。

植村 啓太
16歳からゴルフを始め、その後23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオープンし、多くのアマチュアの指導にあたる。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、幅広いメディアに出演し、ゴルフの魅力を伝えるとともに、インストラクターの育成にも力を注いでいる。
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