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自分なりのルーティンを作ってショットを安定させよう

「(プレショット)ルーティン」とは、ショットに入るまでの一連の「決まった手順」のことを言います。ルーティンの動作には、例えば、ボールの後ろに立って目標を確認するとか、目標を見ながらボールの後ろで素振りをするとか、実際にボールにアドレスする際には右足からスタンス位置を決める、といったことのすべてが含まれます。

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自分なりのルーティンを事前に決めておいて、ショットのたびに一定の動作を繰り返すと、それに続くプレーもスムーズに行うことができるというメリットがあります。また、ルーティンの動作を行うこと自体が、心的ストレス(プレッシャー)の軽減につながることも知られています。

ただし、ルーティンというのは、練習の時から、一連の動きをすべて「ルーティン化」することで、はじめて実戦で効果を発揮するもので、プレー当日だけ、一定の動作を繰り返してもほとんど意味はありません。トッププロのルーティンが一定なのは、そういう動作も含めて、普段から練習しているからなのです。

自分なりのルーティンを作るには

自分なりのルーティンを作る上で、ひとつだけヒントを挙げるとしたら、「素振りは1回だけにする」ことです。実際のラウンドでの素振りは、これから打つショットの予行練習ではなく、単に体が固まらないようにするため、あるいは、球筋のイメージをふくらませるための予備動作に過ぎません。素振りを何回もしてしまうと、無意識に「完璧な素振り」を求めてしまい、それができないと逆に不安を増幅させてしまいます。ですから、仮に素振りで大ダフリしたとしても、1回で止め、すぐにショットに移るほうがいいのです。
58-2 58-3 ※素振りは何度も繰り返すのでなく、ただの予備動作として1回振るだけにしましょう

植村 啓太
16歳からゴルフを始め、その後23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオープンし、多くのアマチュアの指導にあたる。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、幅広いメディアに出演し、ゴルフの魅力を伝えるとともに、インストラクターの育成にも力を注いでいる。
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