ゴルフスコアのカウント方法と記入の仕方

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ゴルフスコアとは自分の打った回数を表す数値です。ゴルフの基本は18ホールの設定ですから、分かりやすく言うと18回ゲームのスタートがあると理解してよいでしょう。その1回(ホール)が終了する度に自分の打った回数をスコアカードに記入します。つまり18回記入することになります。その18回(ホール)の数値の合計がトータルスコアになります。

一番大切な事は、自分の打った回数を間違いなく覚えておくことですが、実はこの単純明快な「打数の記憶と足し算」が意外と間違いやすいのです。プロの公式トーナメントでさえスコアの誤記や計算間違いは起きています。とても簡単な事ですが、とても大切な事というわけです。

ボールを打つ「意思決定」の有無で判断される

1打の意味は簡単に言うと、ボールを打つ意思があってスイングすることです。スコアはティーグランドで1打目を放ってインプレー(プレー中のボール)とし、グリーン上のホールにボールを入れるまでの打数です。もし、プレー中に罰則があればそれに応じた打罰を加算します。

初心者にとって打数を計算する上で最も繊細なシーンが「素振りと空振り」の違いです。

  • 素振り→簡単に言うとボールを打つ意思がなく、スイングをチェックするためにクラブを振ること
  • 空振り→ボールを打つ意思があったにも関わらず、クラブがボールに当たらないこと202
    しかし、同伴プレーヤーが見ている限り、その動作で「素振り・空振り」を判断するのは難しいシーンが多くあります。もしプレーヤー自身が「空振りでした」と言えば、これは明らかに1打罰です。問題は誤解を招くような状況で練習スイングをしないことでしょう。

    例えばボールがやや深いラフに入った場合は、プレーヤー自身しかボールをはっきり見ることはできません。この場合は、ボールから離れた地点で練習スイングをした方が誤解を招きません。また、ゴルフは繊細なルールが多くあり、打罰の数も異なってきます。JGA(公益財団法人日本ゴルフ協会)が発行している「ゴルフ規則」という世界統一の正式ゴルフルールブックを一読すると理解できると思います。

    素振り中に当たったら?

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    ところが、空振りをしても無打罰のケースもあります。ティーグランドで素振り中にボールに当たりコロコロ転がっても、無打罰で打ち直すことができます。その理由はティーグランドのボールがまだインプレー(ゲーム中)になっていないからです。しかし、ボールがインプレーの場合は判断が別です。素振りの状態でボールに当たれば、それは1打と見なされ元の位置までボールを戻さなければなりません。そのボールを元の位置に戻さないで打った場合は誤所からのプレーとなり、さらに2打罰を科せられます。

    初心者の場合、ルールを勉強するに越したことはありませんが、やはりベテランゴルファーと一緒にプレーして、その場でルールの解説を受けた方が理解しやすいでしょう。プレー中は様々なアクシデントが起き、それに見合うボールの処理が求められます。それらがスコアに大きな影響を与えます。

    いずれにしても、まずは各ホールで自分の打った数を覚えておき、ホールアウト後にスコアカードに記入するように努力してください。こんな簡単な事が意外や難しいこともあります。もう一点注意しなければならいのは、スコアの過少申告です。実際のスコアより少ないと「失格」になります。反対にスコアが実際より多くても罰則はありません。

    まとめ

    • 素振りと空振りは違う!意味を理解して、ゴルフを楽しもう。
    • スコアを少なく申告すると、失格になるケースも!スコア入力はきちんと行いましょう!
じゃらんゴルフ編集部
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