暫定球

暫定球とは

打ったボールがOBとなったり、紛失したりした可能性のある場合、打ち直しに戻る時間を省くために、あらかじめ次のボールを打っておくことを暫定球と呼びます。このケースでは、プレイヤーが他の競技者に暫定球を打つ旨を表明しなくてはなりません。最初にショットした球が有効であればそれを優先して競技を続行し、そうでなければ暫定球を使用します。

暫定球の罰則は？

暫定球を打った場合、手前にショットした球が有効であるケースとそうでないことがあります。最初に打ったボールが競技可能である時は、暫定球を放棄することが可能で、この場合特に罰則はありません。そもそもの目的が、打ち直しに掛かる時間や手間を省くために考えられたルールなので、ペナルティーが科せられることはありません。

暫定球のケース

暫定球が必要となるケースは、様々なパターンが考えられますが、基本的には打ったボールが紛失、OBとなっている可能性が高い場合です。ゴルフコースには池もあればフェアウェイとならないエリアも存在します。しかし、フルスイング時にショットしたボールの行先は遠くから確認できないので、そうした場合には暫定球が必要となります。